循環器

左室拡張能 偽正常化 pseudonormalization pattern

循環器

今回は、偽正常化パターンです。

これが一番厄介で分かりにくい。

偽正常化は英語でpseudonormalization patternです。

弛緩障害から進行すると左房圧が上昇し、拡張早期に左室圧が急激に上昇する為E波は増高、DcTは短縮 一見正常パターンに見えます。

簡単に正常との違いを説明すると、

弛緩障害パターンの様に、弛緩がゆっくり起こる為、血液流入もゆっくりとなりそうだが、そこに左房からの圧で背中を押され、スピードが上がります。

その為E波は高くなり正常パターンと同じ様な形になります。

正常との違いは、E/e’、DcT、バルサルバ負荷でE/Aが変化、などで判断します。

拡張能が低下すると上昇するE/e’は大きくなるので、e’で除した値で判断できます。

また、DcTは左房圧が上昇する為に左室流入は早く終わりを迎えるので若干短くなります。

それでも正常パターンとはあまり数字の違いはわかりません。

バルサルバ負荷は、息こらえを行い負荷をかける方法ですが、

負荷を加えると静脈還流が抑えられ、左房圧が少し低下し、弛緩障害の様なE波を見せます。

これが出る場合は偽正常化パターンとして鑑別できます。


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次回は最終形態の拘束型です!

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